ハルビンの紹介
各ページの文章は、学習者の原文をできるだけ訂正せずに記載しています。
最近息子が朝起きると「雪が降っているの」とよく聞かれる。
降らないだろうし、大阪に雪が降ってもすぐに溶けってしまい積もらない。
僕らの故郷は中国東北部の都市哈爾濱(ハルビン)である。冬の気温がマイナス30度まで下がる。
マイナス30度って多くの日本人はピンとこないと思うが、風があると頬を刺すように痛くて、風がなくても耳が凍るよう寒くて、耳を覆う帽子と手袋がないと外に出られない。
道路が凍結していてすり足で歩くことしかできないが、この季節こそ子供にとっていろいろな楽しみがある。
外は真っ白の銀世界になる。庭にも友達と一緒に雪だるまを作ったり、雪合戦をやったりできる。大きい通りに行ったらは雪像と氷像たくさんある。
公園の氷祭りでは、氷で作られたキャラクターやお城、タワーなどの建物の中に電球が入れられて夜にはとても綺麗。
冬の思い出に食べ物は不可欠です。
サンザシの砂糖漬けは伝統的な食品である、近年サンザシ以外はリンゴ、蜜柑、バナナ、葡萄、キウイ、イチゴや様々出てくる。色も鮮やか、甘くて酸っぱく美味しい。
えっ?そんなに寒い冬にアイスを食べるのと思われるかもしれないが、アイスは寒ければ寒いほど甘く感じる。夏より冬のほうが出荷量が多い。とても不思議な結果なのです。
故郷のことを思い出すと僕も帰りたくなる。